健康保険による鍼灸施術

鍼灸(はりきゅう)の施術

中国では脳血管障害(脳卒中・脳梗塞など)の後遺症に対して積極的に鍼灸が行われています。実際、中国の病院まで行かれて治療を受けられたという日本の方もおられるようです。

残念ながら、日本では制度上、片麻痺や拘縮に対して鍼灸の施術に対して保険が適応になっておりません。下記症状があれば、保険による鍼灸施術が可能です。

対象疾患

  • 神経痛
  • リウマチ
  • 頚腕症候群
  • 五十肩
  • 腰痛症
  • 頚椎捻挫後遺症

療養費

はり・きゅう併用

170円(1割負担)、510円(3割負担)

はり、又はきゅう

160円(1割負担)、480円(3割負担)

交通費

治療院から4キロまで230円(1割負担)、690円(3割負担)
4キロを超えると、270円(1割負担)、510円(3割負担)です。

例、治療院から4キロ以内で、腰痛に対して鍼灸で行うと…
170+230=400円(1割負担)、510+230=740円(3割負担)

手続き方法は、マッサージと同じです。
上記対象疾患ではりきゅうを行う場合、医療機関において同じ疾患での受療はできません。